お腹に手のひらマッサージをして緊張をゆるめます

脳性マヒに対する指圧マッサージの役割

緊張した手足の筋肉をゆるめ肘、膝などの関節を動かしやすくすることです。強い筋肉の緊張がみられると膝が閉じたまま開かない、肘、膝が曲がったままで伸ばせないこともあります。
動かしやすくすることで、

  • 衣服の着脱がやりやすくなる
  • 肘、膝の関節が動かしやすくなりリハビリが行いやすくなる
  • 筋肉の緊張による痛みやつらさから解放されリラックスできる

といった効果が期待できます。

 

 

脳梗塞の後遺症でも関節が伸ばしにくいという症状はみられますが、筋肉の緊張がみられることは少数です。脳性マヒでは関節が伸ばしにくい原因に筋肉の固さと緊張が混在しています。そのためまず緊張をゆるめ、次に固さをやわらかくしていきます。

お腹の手のひらマッサージ

では、どうやって緊張をゆるめるのか?

手のひらでゆっくりやわらかくお腹をマッサージします

もみほぐすのではなく静かに押すイメージです。ゆっくりやわらかい刺激がお腹の自律神経に届くと、次第に筋肉の緊張がやわらいできます。さらに続けると腹筋自体もやわらかくなってきます。ここまでくると手足の緊張もやわらぎ、肘や膝の関節の曲げ伸ばしがやりやすくなります。

 

 

 

 

 

 

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